小台の七庚申
荒川土手下に7体の庚申塔が祀られています。
明治44(1911)年、荒川(当時は荒川放水路)の開削工事が始まりました。
その人工河川の計画地にあたった旧江北村の宮城地域の庚申塔を集め、移転先の小台の地に祀ったものです。
1654年~1736年の間に造られました。足立区登録文化財。
【距離】足立小台駅から徒歩15分
【住所】小台二丁目47番1号
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青面(しょうめん)金剛庚申塔
珠明院の境内の庚申塔は正徳2(1712)年と享保15(1730)年の造立です。
庚申塔は、庚申(かのえさる)の夜、青面金剛をまつり、睡眠中に活動する人の命を縮める三尸(さんし)の虫を、徹夜して防ごうという信仰の仲間で建てた塔です。足立区登録文化財。
【距離】足立小台駅から徒歩16分
【住所】小台二丁目42番16号
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荒川江北橋緑地
荒川の河川敷は、広大な水と緑あふれる憩いの場所です。
扇大橋と江北橋の間の両岸は江北橋緑地と呼ばれています。
川沿いを散策すれば、春にはカラスノエンドウ、ヨモギ、ギシギシなどの野草を摘むことができます。
また、バードウォッチングの名所でも知られ、渡り鳥を含めて、
20~30種類の野鳥を観察することができます。
【距離】足立小台駅から徒歩2分~
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こらむ
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渡し船と橋
二大河川に囲まれたまち、かつては渡し場が38カ所
小台・宮城・新田地区は、隅田川と荒川に囲まれています。昭和10年代まで、川を渡る手段は主に舟でした。東京都区部の隅田川(旧・荒川)には、38カ所の渡し場があったと言われています。その中の一つ、現豊島橋の上流約300m、「天狗の鼻」と呼ばれた川が大きく蛇行する場所にあった「六阿弥陀の渡し(豊島の渡し)」は、六阿弥陀詣(区内には恵明寺、性翁寺の2寺がある)の人々で賑わったと伝えられています。