不動院

施設名 不動院
概要 新義真言宗の寺院で、白幡山不動院薬師寺と号します。江戸時代には本木の吉祥院の末寺で、白幡八幡神社の別当でした。本尊不動明王は新義真言宗の宗祖興教大師(覚鑁)の作であり、慈眼寺の護摩堂が一寺として独立したといわれています。境内には正面に「南無阿弥陀仏」、右側面に「芸州」と刻まれた石塔があります。これは芸州供養塔とよばれ、戊辰戦争に参戦した安芸広島藩(芸州藩)の応変隊の輸送に従事し、会津戦争のうち会津田島、会津若松付近で戦士した人びとを供養するために明治元年(1868)9月に造立されました。六月村(現・足立区六月・東六月)の善八、新蔵、八郎、福松らの名前が記されています。ほかにも明治9年(1876)に明治天皇東北巡幸の時に御休息所となった中田屋の墓、千住宿旅籠屋一同が万延元年(1860)に建てた遊女の無縁塔などもあります。
住所 足立区千住一丁目2番2号
アクセス 東武スカイツリーライン・JR・東京メトロ・つくばエクスプレス 北千住駅(西口)徒歩15分
京成線 千住大橋駅 徒歩10分
マップ Googleマップ
問い合わせ先 03-3881-0816
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