足立市場食堂特集(後半)
2018年10月1日
2022年1月12日
「足立市場」は、都内で唯一の水産物専門の中央卸売市場です。
プロが買い付けを行う市場ですが、入口脇にある5つの食堂は、一般の方も利用できることをご存じですか?
今回は、市場直送のおいしい魚介料理を食べられる「市場食堂」をご紹介します。
しいはし食堂(しいはししょくどう)

刺身は中トロ5枚と赤身3枚のセットで、市場内のお店だけに鮮度はピカイチ。大きさが厚さ約1.2cm、長さ約8cmあり食べ応えも十分。ご飯と味噌汁のほか、小鉢とお新香付き。
後世に伝えたい昭和の味
兄妹3人で営む庶民的な雰囲気の食堂です。
昭和11(1936)年に創業した老舗で、親子4代に渡って通う常連客もいるとか。
メニューには焼き魚や煮魚のほか、開化丼やあいかけなどもあります。
調理を担当する長男の賢治さんは御年80才。
できるだけ良い素材を使い、手抜きをしないことがモットー。
父親から受け継いだ味を今もなお守り続けています。

刺身にできるような新鮮なアジを、早朝3枚におろしてサクッと揚げた単品メニュー。定食は950円。

豆腐、牛肉、こんにゃく、玉ネギという定番の具材ながら、甘じょっぱい味付けが抜群。ご飯がすすむ逸品です。定食は800円。

■しいはし食堂
電 話:03-3879-2806
営業時間:6:00〜13:40(LO13:30)
定休日:日曜・祝日・休市日
席:20席
住所:足立区千住橋戸町50
席予約:不可
アクセス:京成本線千住大橋駅から徒歩約5分
電 話:03-3879-2806
営業時間:6:00〜13:40(LO13:30)
定休日:日曜・祝日・休市日
席:20席
住所:足立区千住橋戸町50
席予約:不可
アクセス:京成本線千住大橋駅から徒歩約5分

たけうち

薄く切ったメカジキとネギが入るねぎま鍋をアレンジし、約2年の試行錯誤を経て完成したオリジナルのそば。だしはカツオとサバとソウダガツオを使い、蕎麦には山芋が練り込まれている。
“餅は餅屋”に捕らわれず、新たな美味を追求
そばやうどんなどの麺類が中心のお店。
大正時代にもち菓子屋として創業しただけに、あべ川や雑煮などのもち料理が多いのも特徴です。
もちはプラス100円で麺類にトッピングすることもできます。
足立市場名物のねぎま鍋をヒントにねぎまそばを考案するなど、御主人は料理に対して研究熱心な方。
少しでもおいしいメニューを提供するため少しずつ味を変えています。

カツオだしのあっさりとした味わいと、やわらかい餅との絡みが絶妙。50年も続いている人気メニュー。

大きすぎないサイズの自家製お餅が2つ。麺類だけでは足りないという方にサイドメニューとしてピッタリ。

■たけうち
電 話:03-3879-2817
営業時間:5:30〜14:00(LO13:30)
定休日:日曜・祝日・休市日
席:18席
住所:足立区千住橋戸町50
席予約:可
アクセス:京成本線千住大橋駅から徒歩約5分
電 話:03-3879-2817
営業時間:5:30〜14:00(LO13:30)
定休日:日曜・祝日・休市日
席:18席
住所:足立区千住橋戸町50
席予約:可
アクセス:京成本線千住大橋駅から徒歩約5分

武寿司(たけずし)

目利きが光る旬のネタを堪能できる中トロやアナゴといった7貫と巻物のセット。その日の朝に仕入れたばかりで鮮度抜群のネタが楽しめる。
ネタは市場の鮮魚づくし、舌の肥えたプロも納得
プロの板前や市場内で働く人も多く訪れる寿司店。
同じ魚でも時期によって産地を厳選して仕入れるというから店主の目利きは確かです。
ご主人自ら酒蔵に足を運んで選んだ地酒も20種類以上あり、寿司をつまみながら朝飲み・昼飲みも満喫できます。

北海道長万部の冷たい海で育ったホッキ貝は、甘味があって歯応えも満点。

■武寿司
電 話:03-3879-2830
営業時間:7:30~14:00(LO)
定休日:日曜・祝日、水曜日不定休(月2回)、休市日
席:16席
住 所:足立区千住橋戸町50
予約:可(土曜日を除く)
アクセス:京成本線千住大橋駅から徒歩約5分
電 話:03-3879-2830
営業時間:7:30~14:00(LO)
定休日:日曜・祝日、水曜日不定休(月2回)、休市日
席:16席
住 所:足立区千住橋戸町50
予約:可(土曜日を除く)
アクセス:京成本線千住大橋駅から徒歩約5分

(この情報は、平成30年9月15日時点のものです)
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