「あだち花季行」第5回 紫陽花(アジサイ) 雨上がりのアジサイをひとり愛でる会を開催してみた
- 2017年6月30日
- 2022年2月4日
我輩はワガハイである。足立区に生まれ落ちて2年になる。
梅雨は何かとジメジメ~っとして毛なみも落ち着かないので不得手である。
紫陽花や 帷子時(かたびらとき)の 薄浅黄(うすあさぎ)。
松尾芭蕉の一句であるな。
梅雨や初夏の訪れを、花や衣服の変化を通じて感じるとうたったものだ。
「別に梅雨は来なくてもいいぞ」と毎年思うが、アジサイは楽しみなものである。
しょうぶ沼公園
地下鉄千代田線北綾瀬駅からすぐ。しょうぶ沼公園にやってきた。
ここはその名のとおり「ハナショウブ」が見事な公園であるが、いまなら断然、アジサイが見ごろである。
菖蒲田周辺にたくさん咲いていた。まだ間に合うぞ。
急げば、ハナショウブとアジサイのコラボレーションが見られるかもしてないぞ。
全体的に紫の花をつけているものが多いな。
アジサイは土のPH値によってその色が変わる。一般的に「酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」となるらしい。
…。
紫は酸性とアルカリ性のバランス型の土なのだろうか?
しかし、同じ株でも色が微妙に違うのがなんとも不思議。だが美しいぞ。
しょうぶ沼公園 ■住所:足立区谷中2-4-1 |
もうひとつオマケに。
実は、アジサイは身近な花。探してみると道路や公園の端によく咲いている。
我輩の根城近くにある足立区役所にも、アジサイが咲いているところがいくつかあった。
色は水色~青っぽいものが多いな。
区役所に立ち寄る際はぜひ探してみて欲しい。
【花言葉】
移り気 家族団らん
あとがき
日課の散歩中、ちょっと珍しいアジサイを見つけた。
まるで「柏の葉」のようなかたちをしている「カシワバアジサイ」。
形がずいぶん違うので、最初、アジサイとは気づかなかった。
ひとつの花でも様々な形があるものだ。みんなちがって、みんないい。
さて、次はどの花を愛でに行こうか…