「あだち花季行」第1回 まだまだ楽しめる! 遅咲きの桜をひとり愛でる会を開催してみた
- 2017年4月21日
- 2022年1月11日
我輩はワガハイである。足立区に生まれ落ちて2年になる。
五色の雲がたなびくが如(ごと)し。
足立区はかつて、桜の名所であった。色とりどりの桜がたなびく姿を、昔の人は五色の雲に例えたのだという。なんとも雅な話である。
そんな話を聞いた4月下旬。急に桜を愛でたくなり、まだ咲いている桜はないものかと探したところ、なんと4月の終わりまで楽しめるところがあるではないか。早速行ってみた。
足立区都市農業公園
ソメイヨシノは散ってしまったが、この都市農業公園は約50種290本もの桜があるため、長く色々な桜が楽しめる。4月20日時点で、一葉(いちよう)、松月(しょうげつ)など4種類が満開を迎えたようだ。
公園周辺にも桜並木が広がっていた。こちらもまだまだ楽しめそうな咲き具合である。
花見に興じるニンゲンたちを尻目に、我輩はゆっくり桜と荒川を眺めてねぐらに帰るとする。
足立区都市農業公園 ■住 所 足立区鹿浜2-44-1 |
そういえば、足立区堀之内周辺の「あだち五色桜の散歩みち」が4月中旬に満開を迎えたようだ。
「4月中はギリギリ楽しめるやも」と猫仲間から聞いた気がするな。そちらに足をのばしてもいいかもしれぬ。
【桜の花言葉】
優れた美人 純潔 など
※桜の品種ごとにも花言葉があるゾ。
あとがき
我輩のようにひとりで桜を愛でるのはオツなものだ。しかし、大勢で酒を飲みながらの花見もさぞ楽しいであろうな。
我輩も一緒に飲んでくれる友がほしいものだ。
春は花の季節。これからどんどん咲いていくであろう。
また次の花が咲くころに出かけてみるとしよう。