元宿神社感旧碑
施設名 | 元宿神社感旧碑 |
概要 | 境内左に建てられている石碑で、明治43(1910)年の大洪水を契機に計画された荒川放水路の開削によって、住んでいた元宿耕地を去らざるを得なかった、経緯と思いが記録された大正5(1916)年建立の石碑。 建立者である鈴木与吉の碑文は、祖先は甲斐の武田家に仕えた家で、天正元年(1572)年この地域を開墾し、以来400年余住み続けてきたこと。天明の飢饉でもこの地を去らなかった14家が、工事によってやむを得ず去らなければならなかったと、家の歴史と故郷に対する思いを漢文によって表している。 元宿耕地は、放水路開削によって西新井橋下付近に沈み、住民は千住元町、千住大川町、千住寿町、梅田などに移転した。 |
住所 | 足立区千住桜木一丁目15番5号 元宿神社境内 |
アクセス | 東武スカイツリーライン・JR常磐線・東京メトロ・つくばエクスプレス 北千住駅(西口)からバス小台・宮城循環 桜木町下車 徒歩4分 |
マップ | Googleマップ |