「あだち銭湯のススメ」 第1回キングオブ銭湯・千住「大黒湯」

2016/12/15

 

「あだち銭湯のススメ」第1回目に紹介する銭湯の地は、北千住

北千住を含む千住の町は、江戸時代より日光街道・奥州街道の宿場町として栄えてきました。
また、江戸から1つ目の宿場であり、日光・奥州へ向かう旅人で大変賑わいました。

最近では、街歩き番組などで取り上げられたり、来年2月にNHK BSプレミアムで放送予定のドラマ「千住クレイジーボーイズ」の舞台になったりと、今話題の地です。

史跡が多く残され、賑やかさもそのまま。
今回は、そんな北千住にある、昭和の雰囲気が残るノスタルジックな銭湯「大黒湯」を紹介します!

 


 

北千住駅西口を出て日光街道を草加方面へ徒歩10分、千住新橋の手前、「千住寿町」の交差点を左折すると見えてくる立派な宮造りの建物

この建物こそが「大黒湯」

昭和2年(1927年)に創業し、89年経った現在でも昭和の銭湯スタイルが残る足立区を代表するキングオブ銭湯の1つです。

ダイコクユガイカン

見事な宮作りの外観

正面から見える屋根の唐破風(からはふ※)は、ほれぼれするほど見事。瓦や木の質感にも歴史を感じます。

また、夜になると大黒湯と書かれた小さな看板が光り、さらに昭和感が増し良い雰囲気に。

※唐破風・・・城や社寺に多い日本特有の屋根の造り。中央部が弓形にふくらみ、両端が反り返った曲線状の破風をいいます。

 

玄関で靴を脱ぎ中へ入ると、番台と休憩スペースがあります。
広い休憩スペースには2台のマッサージ器と自動販売機、奥には畳も。

脱衣所は天井が高く、とても開放的。目線を上にあげると格子天井があり、それぞれの枡に季節の花の絵が描かれています。

「とにかくお金をかけたんですよ。銭湯は町の社交場ですからね」と大黒湯の奥さん。

脱衣所にはベンチやテレビがあり、雑誌、漫画も置いてあって、お風呂から上がった後もゆっくりとできます。

 

脱衣所から浴室への戸を開けると、男湯は大きな富士山、女湯は新幹線の絵がお出迎え。

ダイコクユウチブロ

ほれぼれとする富士山の壁画(男湯)

水色を基調とした浴室に見事マッチしている富士山の壁画こそ大黒湯最大の見どころです!
女湯からも男湯との壁越しに見えますので、ぜひ見てください。

お風呂は、普通の浴槽、ジェット浴槽の他に露天風呂もあります。

ダイコクユロテンブロ

手入れが行き届いたきれいな露天風呂

綺麗に手入れがされた露天風呂は、岩壁からお湯がサラサラと流れ、癒され感抜群

男女とも浴槽の外に椿の木が植えられていますが、女性の方は木が高く育ったため、浴槽を出て見上げてくださいね。

ダイコクユカンツバキ

癒される露天風呂の寒椿

 

昔から地元の人々にも愛され、昭和の銭湯らしさが残されている大黒湯。

ゆったりさ、癒しを求める人にぜひおすすめしたい銭湯です。

湯上がりは北千住の商店街で食事やお酒などを楽しむのもまたおすすめです。

 

「大黒湯」

■足立区千住寿町32-6
■☎03-3881-3001
■月曜日定休(祝日の場合は翌日休み)
■15:00~24:00
■料金
 ▽大人(12歳以上)460円 ※中・高校生は学割料金で300円
 ▽中人(6歳~12歳未満)180円
 ▽小人(6歳未満)80円
■JR常磐線、東京メトロ千代田線、日比谷線、東武スカイツリーライン、つくばエクスプレス北千住駅西口から徒歩10分

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