秋の竹の塚を一日楽しむ

2016/12/05

 

竹の塚エリアは、秋が似合う街だ。

色付いた木々が目立つ公園、歴史を感じるスポットや神社、お寺も多く、しっとりとした「秋」の雰囲気がいっぱい。

オシャレなカフェやホッと一息つけるレトロなお店もある。そんな竹の塚で一日遊んでみた。

 

落ち着いた雰囲気が自慢の喫茶店「coffee house エリカ」

キッサテン・エリカ

 

まずは竹ノ塚駅の西口に降りてみた。すると、駅を出てすぐの所で店の前に置かれたナイトキャップを被ったおばあさんの人形に目が止まる。

昔懐かしい雰囲気の喫茶店「coffee house エリカ」だ。

こういった昔ながらの喫茶店にはあまり馴染みがないが、今日は思いきって入ってみることにした。
中に入ると客席のステンドグラスのライトが目に入る。店内にはJazzが流れ、駅の近くとは思えないほど静かで落ち着いた雰囲気が漂っていた。

メニューにはナポリタンハンバーグといった喫茶店の定番メニューから焼きうどんポークジンジャーなどたくさんの料理が並んでいる。

腹が減ってはなんとやら。まずはランチをしてから街歩きをすることにした。

今回はポークジンジャーとハンバーグをオーダー。どちらもボリュームがあり、落ち着いた店内の雰囲気と相まってとても美味しかった。

初めて入る昔ながらのお店の雰囲気に少し緊張していたが、気さくな店員さんと美味しい料理に満足し、満腹で店を後にすることが出来た。

 

「coffee house エリカ」

■足立区西竹の塚2-3-30
■☎3899-2595
■第3日曜日定休
■8:00~23:00

 

ちょっとしたタイムスリップ気分を味わえる「伊興遺跡公園」

イコウイセキコウエン

続いて北に向かって歩いてみる。広い尾竹橋通りを行き、「伊興寺町」の看板がある場所を左折、さらさらと音をたてながら流れる「保木間堀親水水路」沿いをしばらく歩く。

駅から20分程歩くと見えてきたのは伊興遺跡公園だ。

公園の端にある竪穴式住居が目に入った。近づいてみると窓ガラス越しに中を覗くことができるようだ。
見てみると4体のリアルな人形にびっくり!夫婦と2人の子どもの4人家族の古代の生活を再現したものらしい。

竈(かまど)に芋、キノコ、木の実などの食料までリアル。ほかにも方形周溝墓(ほうけいしゅうこうぼ※)高床式住居の骨組みが再現されている。

入場無料の資料館に入ると、この辺り(伊興周辺)で出土した数々の土器や井戸などが展示されていた。

当時の生活の様子を知ることができるレプリカやジオラマもあり、楽しみながら足立の歴史を学ぶことができた。
職員さんもとても親切で、質問にも丁寧に答えてくれるので、遺跡に興味がある人はもちろん、今まであまり関心がなかった人も楽しめるスポットだ。

※方形周溝墓・・・埋葬部分の周囲に方形の溝をめぐらせた墓。(弥生時代~古墳時代前期)

 

「伊興遺跡公園」

■足立区東伊興4-9-1
■☎3898-9111(展示館)
■年末年始、その他教育委員会で定めた日休園・休館
■開園時間9:30~16:00(展示館は10:00~16:00)

 

秋の紅葉が美しい、伊興の「薬師寺」

ヤクシジ

次に訪れたのは、紅葉で有名な伊興の「薬師寺」だ。

竹ノ塚駅西口から徒歩約15分。伊興中学校の前の小道を入った所にある曹洞宗のお寺だ。

山門をくぐるとモミジのトンネルが出迎えてくれた。

ご住職にお話を伺うことができた。

44代目住職の浅川元之さんは、このお寺に生まれ、幼少の頃から樹木が大好きだったそうだ。
中学生の時に「この寺をツバキとモミジの寺にしよう」と決意し、何と自転車で植木の町・埼玉県安行(あんぎょう)まで植木を買いに行ったというからすごい!

そして、今では通称「ツバキとモミジのお寺」と呼ばれるまでになったという。

境内にはツツジやモミジのほかにも、ケヤキ、クスノキ、メタセコイア、エノキなど、さまざまな樹木が植えられており、秋には見事な紅葉を見ることができる。

紅葉は、通常11月中旬から始まり、下旬がピーク。

見頃がいつになるかは、すべて寒さにかかっています。
モミジを至近距離で見ることも出来ますので、ぜひお立ち寄り下さい」とご住職。

足立区の紅葉スポットとしてオススメしたいお寺だ。

 

「薬師寺」

■足立区伊興5-4-3
■☎3899-4877

 

思わず写真を撮りたくなる、和の雰囲気が美しい「縁側カフェ 昭和の家」

エンガワカフェ

今度は、竹ノ塚駅の東口へ向かった。

北へ15分ほど歩いたところに「縁側カフェ 昭和の家」の文字を見つける。

白塗りの壁に囲まれ、落ち着いたたたずまいだ。オシャレな雰囲気と入口に置かれたメニューの「ケーキ」の文字に誘われ店内に入ってみることに。

中に入ってみるとそこには「昭和レトロ」な空間が広がっていた。

内装だけでなく、インテリアもレトロ。思わず写真に撮りたくなる。
この「昭和の家」は、昭和14年に建設された和風住宅で、平成25年に区内初の国の登録有形文化財に指定された由緒ある建物なのだとか。

縁側からは、庭園を眺めることができ、四季折々の景色を楽しむことができる。

今回は、ゆったりとくつろげる和室の席に案内してもらった。

メニューを広げるとタルト、シフォンケーキなどの洋菓子に加え、あんみつなどもある。
コーヒー、紅茶などのドリンクと合わせて注文すると100円引きとのことなので、シフォンケーキとコーヒーをセットで頼んでみた。

タルトとケーキは、その時季の旬のフルーツを使って作っているそうで、取材時にはバナナのシフォンケーキをいただくことができた。

冬にはイチゴのタルトやケーキを提供する予定とのこと。季節によって違った味を楽しめるのがとても魅力的だ。

落ち着いた空間でゆっくりとスイーツを楽しみ、庭園を眺めながらホッと一息できる、街歩きの疲れを癒すにはぴったりの場所だ。

 

「縁側カフェ 昭和の家」

■足立区西保木間2-5-10
■☎050-5589-7284(予約専用※3名以上から)
 ☎3883-0011(問い合わせ専用)
■土・日・月定休
■11:30~18:00

 

※あとがき

竹の塚は、古墳時代からの歴史を感じるスポットにレトロなカフェ、紅葉が見事なお寺など、癒しのスポットがたくさんある街だった。

皆さんにも訪れてもらいたいエリアだ。

 

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【関連リンク】竹の塚の街歩きに便利なスタンプラリー付マップ

スタンプを集めながら、竹の塚を歩こう!遊ぼう!

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